2017.3.21のアップデートで Snapseedに新しい機能が追加されていたようです。
アプリはいつも70件くらい更新バッチが溜まるまでアップデートしないから気づかなかった…。で更新してみたら、その新機能がどれもスゴかったからちょっと紹介します。
自分、無料の画像加工アプリは他のアプリの選択肢を持ち合わせていないので「全然いまさらじゃん」って思われた方いたらなんかすいません…(笑
3次元を捻じ曲げる「ポーズ」機能
ちょっと「ポーズ」だけでは想像がつかなかったのですが、アプリのバージョンリリースに書いてある文章を引用するとこう書いてあります。
「ポーズ:3次元モデルにもとづいて写真に写っている人物のポーズを変更します」
だそうです。
「仮面ライダーのポーズをウルトラマンのポーズに変えれるとかそのレベルなの?」と思って試してみましたが、結論から言うと顔の表情が調整できるって感じでした。
人の顔が写っている写真を用意
分かり易いように、人物の顔が映った写真を用意しました。
顔の表情などが調整できる
「ポーズ」という言葉から連想できるような修正ができるかというとそうではないイメージ。
アプリが顔を認識して顔の角度や目の大きさ、口角の位置、パーツの位置を調整できるようなツールです。
利用シーンが限られた機能ですね。
瞳孔の大きさ、口角、パーツ位置も調整できる
「ポーズ」ではもうひとつ瞳孔の大きさや口角も調整できます。
おおげさに調整するとこうなりました。
特定の業界の顔修正には使えるかもしれませんね…(笑)
多重露光の幻想的な雰囲気が出せる「二重露出」
写真を撮る人なら聞いたことがあると思います。多重露光写真。
2つ以上のシーン(写真)を重ね合わせて現像した写真のことです。それがアプリで気軽にできる機能です。
2つの写真を用意
二重露出を選択して重ね方を指定する
今回は「明るく」という重ね方で2枚を合成してみます。
雰囲気のある写真ができあがりました。この機能はわりと使いどころがありそう。
画像にない部分を自動生成する「アンクロップ」
クロップが切り取るという意味なので、アンクロップはその逆。画像(キャンバス)に無いものを自動で生成してくれる画像拡張の機能です。言葉で説明するよりも見てもらったほうが早い。
元画像を用意する
今回はこの画像をアンクロップします。
拡張範囲を指定する
レンダリングしてくれる
キャンバスの既存領域を元に自動でアンクロップするのでどうしても不自然に複製されてしまう部分は出てきますが、レンダリング時間もサクサクでこの精度っていうのは驚きました。
若干の違和感はあるも、スマホアプリでここまで出来るはスゴイ
あまりスマホアプリのアンテナは張ってなくて最新アプリとかも疎い旧式Web人間なんですが、すごいね。Photoshopでもそこそこスペックを要するような作業がスマホアプリでできちゃう。